《UC体験談》食事制限に要注意!

実践・体験
ゆずきち
ゆずきち

潰瘍性大腸炎になり、子供と一緒に腸活生活しているゆずきちです。

潰瘍性大腸炎は症状の個人差が大きいと思います。

個人の意見ですので、体調と相談してください。

必要に応じて病院に行って医師の指示に従ってくださいね。

みなさんは何か食事制限をしていますか?

体に合う薬を飲まれている方は、比較的好きなものを食べられていたり

定期的な点滴の前に好きなものを食べる日を作っていたりと

人によって食生活のスタイルは違うと思います。

それでも、自分に合わない食材って何かしらありますかね?

私は、どうにか改善したいという思いで

合わないと思っていないものも含めた極端な食事制限をしていたことがあります。

今回は、食事制限でどうして体調が悪化したのか、

改善するためにどんなことをしたのかお話します。

菜食生活

以前、私は菜食を中心に食事をしていたことがあります。

基本的に食べるものは、ご飯とお豆腐と野菜(青汁のようにしたもの)を中心にして

食事回数も一日二回。

とにかく消化が楽で、必要最小限の栄養をとるという感じです。

消化は良くなり、症状もかなり落ち着きましたが

体重と体力は著しく低下し、このまま続けるのは困難な状態になりました。

そこで、噛める状態の柔らかい野菜を増やしていき、

豆腐中心のたんぱく質から、魚や卵をたまに取り入れるように戻していきました。

自分の消化機能低下を実感

久しぶりにお刺身が食べたくて、カツオのたたきを食べました。

すると翌日に急激な腹痛とお腹の症状の悪化がみられました。

菜食開始前は、お刺身を食べてもそこまでの不調はなく、食べられると思っていました。

お刺身が大好きだったので、もうお刺身たべれないのか・・・

とかなりショックを受けました。

今思えば、魚や肉を控えていたことで、うまく処理できなくなってしまっていたのだと思います。

体にやさしくしようと思ってしていたことが、逆に良くなかったんだなーと反省しました。

お腹の状態も、お豆腐などを中心にしていないと落ち着かないような状態でした。

お豆腐だけでたんぱく質をとり、食事の量が少ない生活は著しい体重減少を招き、

普通の生活を続けるのが困難な状態になりました。

腸に炎症があると、栄養の吸収もうまくできなかったりするみたいですしね・・・

日常生活を取り戻すためには、とにかく消化する力を戻す必要がありました。

消化能力を戻す

お刺身をまた食べられるようになりたい!

という思いも強く、少しずつ食事を改善していきました。

とにかく焦らないことが一番大切です。

卵は基本的に半熟のみで、少量から。

生や固ゆでより、半熟が消化には良いみたいです。

お豆腐の割合を少しずつへらして

鶏むね肉や白身魚の頻度を上げていきました。

もちろん少量からです。

鶏のミンチは最後の方で使いました。

基本的に茹でてから脂質を減らしたものを使いました。

アジやサワラなどは最後に取り入れていきました。

注意点としては、同じものを続けて食べないことです。

魚を食べたら次の食事はお豆腐、というようにしていました。

自分が何をどのくらい食べた時に、どんな症状になるのかを把握するために

記録を付けておくことをおすすめします。

今の状態

少しずつ体を慣らしていったことによって

今では有名チェーン店のお寿司を食べに行くこともできるようになりました。

自分で安心して食べられるものを中心に、体調を見ながら食べています。

久しぶりに外食で食べたときは、

涙が出るほど感動しました。

家族で行きましたが、感動しているゆずきちを

嬉しそうに見ている家族の姿を覚えています。

たんぱく質・アミノ酸について知りたい方は

たんぱく質について知りたいと思ってこの本を読んでみました。

ゆずきちが読んだのは、体調が戻ってからですが、知っていたら良かったと思うことも書かれていたので、気になる方は読んでみても良いと思います。

体験談を交えてわかりやすく書かれています。

消化器官を最低限しか使わない食事で消化機能が低下してしまうということについてや、

アミノ酸についてひとつずつ説明しているので、どんなアミノ酸にどんな効果があるのか、それをとるためには何を食べたら良いのか知りたい人は参考になるかもしれません。

少し専門的な内容になっている部分もありますが、

卵は半熟で食べたほうが良い理由や、自分にとって必要なたんぱく質の量など、参考になることがあると思います。

食事で大切にしていること

食事を制限するということが必要になる場面はあります。

私も、自分に合わないものはできるだけ避けていますし

それによって症状を安定させることができるのなら

取り入れることは決して悪いことだとは思いません。

むしろ必要なことかもしれません。

でも、やりすぎは本当におすすめしません。

私の悪いところです。

反省の毎日です

どこかの誰かが、『これは食べないほうが良い』と言っていることがあったとき、

自分にはどうかな?と一度立ち止まって考え

『とにかく制限する』というような極端なことはしないように、

これからも気を付けて過ごしたいと思います。

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