たんぱく質は体にとって大切な栄養素。
ゆずきちは、お腹を休めたいという思いで、
たんぱく質の極端な制限をして、自分の体調を悪化させたことがあります。
極端な制限食で体調が悪くなって困っている方には、ぜひ読んでほしいです。
今回は、たんぱく質の制限でどうして体調が悪化したのか、
改善するためにどんなことをしたのかお話します。
消化機能の低下

以前、菜食を中心に食事をしていた時の話ですが
久しぶりにお刺身が食べたくて、カツオのたたきを食べました。
すると翌日に腹痛とお腹の症状の悪化がみられました。
菜食開始前は、お刺身を食べてもそこまでの不調はなく、食べられると思っていました。
お刺身が大好きだったゆずきちは、
もう、お刺身たべれないのか・・・
とかなりショックを受けました。
人の体は、食べるものによって変化していきます。
魚や肉を食べない日々で、いつの間にか自分の体を変えてしまっていたんですね。
体にやさしくしようと思ってしていたことが、逆に良くなかったんだなーと反省しました。
お刺身をまた食べられるようになりたい!
という思いから、少しずつ食事を改善して、
今では、有名チェーン店のお寿司を食べに行くこともあります。
食べるものは、
マグロ、ホタテ、タイ、など
自分で安心して食べられるものを中心に、
食べたいものにも一貫から挑戦して、
体調を見ながら食べています。
久しぶりに行って食べたときは、
涙が出るほど感動しました。
『外食で・・生魚を食べている・・・』と。
家族で行きましたが、感動しているゆずきちを
嬉しそうに見ている家族の姿を覚えています。
たんぱく質の増やし方
個人差はあると思いますが、基本的には少しずつ増やすことが大切だと思います。
たんぱく質にもいろいろありますよね。
ゆずきちは主に大豆製品(豆腐、高野豆腐、きなこ)、魚(白身魚、ツナやサバの水煮缶、アジ、サワラ)、肉(鶏むね肉、ササミ)、卵などを食べることが多いです。
たんぱく質でお腹の調子を崩していた時は、お豆腐は食べられましたが、他のものは食べられませんでした。
たんぱく質の増やし方としては、
まずは白身魚を二分の一切れから始めました。
一切れ食べると調子が悪くなるので、半分食べて、翌日は食べません。
間隔をあけてまた半切れ食べるを繰り返します。
調子が悪くならないことを確認して、ツナの水煮缶を使ってみたり、卵を使ってみたりしました。
卵は半熟が消化がよくてお勧めです。生や固ゆでにするのはもっと体が慣れてからのほうが良いと思います。
卵を使うときも、初めは3分の1くらいから始めました。
徐々に食べれる種類が増えてきてから、鶏むね肉にも挑戦しました。
アジやサワラなどの白身魚以外の魚は最後に挑戦しました。
初めは小あじ一匹も食べられませんでしたが、今では二匹食べてもなんともありません。
調理の方法

少しずつ食べられるものを増やしていくためには、調理法も大切です。
栄養面で一番お勧めなのは蒸料理ですが、
今回のお勧めは茹でることです。
とにかく、なんでも茹でるところから始めました。
理由は、脂質を抑えるためです。
少しでもお腹への負担を少なくするためには、茹でるのが一番安心でした。
たんぱく質の摂取に慣れてきたら、
蒸す⇒ノンオイルで焼く⇒油を少し敷いて焼く
というようにすることもできるようになりました。
制限のしすぎが良くないのは脂質も同じだと思います。
特に、ゆずきちと同じお腹の不調に悩んでいる方は
脂質制限に気を付けている方は多いと思いますが、
脂質もゼロにすればよいというわけではないです。
なんでも極端にしてしまう傾向の強かったゆずきちは、とにかく脂質をカットしていましたが、
脂質も体に必要な栄養素。
脂質は神経質になってしまうところなので、無理に食べることはもちろんしないですが、
これは大丈夫かなと思ったものは、食べてみるのもありだなと思っています。
とにかく無理をしないこと、少しずつ進めることが大切です。
たんぱく質・アミノ酸について知りたい方は
たんぱく質について知りたいと思ってこの本を読んでみました。

ゆずきちが読んだのは、体調が戻ってからですが、知っていたら良かったと思うことも書かれていたので、気になる方は読んでみても良いと思います。
体験談を交えてわかりやすく書かれています。
消化器官を最低限しか使わない食事で消化機能が低下してしまうということについてや、
アミノ酸についてひとつずつ説明しているので、どんなアミノ酸にどんな効果があるのか、それをとるためには何を食べたら良いのか知りたい人は参考になるかもしれません。
少し専門的な内容になっている部分もありますが、
卵は半熟で食べたほうが良い理由や、自分にとって必要なたんぱく質の量など、参考になることがあると思います。
食事で大切にしていること
食事で大切なことは、栄養素をバランスよくとることです。
ちゃんとバランスをとって食べたい気持ちはあるけど、
なんでもかんでも食べられるわけじゃないので、
料理本で紹介されるものを作ったり、お腹にやさしいというレシピでも食べれないものってありますよね。
ゆずきちは、レシピを参考に作るのは少し苦手でした。
『これも使えない、これも使えない、じゃあこれ作れない』
ってなって嫌になってたんです。
食べられるものって人によって本当に違うと思います。
なので、食べられないものを逆に意識させられてしまっている感じがしました。
でも、『もしかしたらこうやったら食べられる人もいるかもしれない』という思いで出来上がった本なんだろうなと、今は思います。
なので、ゆずきちも
『誰かがおいしいと思ってくれたらいいな』という思いで、
美味しかったものや、簡単に作れそうなものを紹介します。
ゆずきちが紹介しているレシピは、砂糖や小麦粉を使わないものです。
素材の味を楽しむことを大切にしているので、安心して作れるものもあると思います。
ご自身の体調に合うものがあれば、作ってみてください。
おやつに甘いものが欲しい時には、リンゴ煮やあんこがおすすめです。
食べられるものが増えたり、体調が良くなってくると、
体にしっかり栄養が届いて、イライラしたりすることも減ってきます。
ゆずきちの場合ですが、しっかり栄養がとれていない時はどうしてもイライラしやすかったです。
イライラするのって、『ストレスがまたってる』って実感しますよね。
すると、『このストレスでお腹の調子を崩したら嫌だ』と思って
さらにストレスになってました。
体調によって、食べられないものがあるのはしかたがない部分もありますが、
食べるうえでゆずきちが大切にしているのは、
楽しく、美味しくたべること!
食べられないことを経験して、食べたいものを食べられることがどれだけ幸せが知りました。
せっかく頑張っているなら、食べる時はおもいきり楽しんで食べたいです。
好きなもの、おいしいと感じるものを食べて、笑顔で過ごしたいですね!
この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。